VS居飛穴&持久戦のひとくちメモ

コーヤン流、相穴熊など、お好みの戦法で居飛車穴熊や左美濃を料理!

「緩急自在の新戦法!三間飛車藤井システム」発売予定

三間飛車藤井システムの戦術書が、ついに発売されることがわかりました。発売日は2018年9月12日。著者はもちろん佐藤和俊六段です。佐藤和俊六段は、2016年度の第66回NHK杯テレビ将棋トーナメントで、後手番でこの三間飛車藤井システムを駆使し、羽生善治三…

久保利明王将、石田流で増田康宏六段の玉頭位取りに勝利し準決勝進出 竜王戦

王将 VS 勢いに乗る東の天才 第31期竜王戦決勝トーナメント準々決勝、▲久保利明王将 対 △増田康宏六段戦。 本局の棋譜と詳しい解説は、竜王戦中継サイトで観ることができます(2018年7月時点)。 live.shogi.or.jp 増田六段は、決勝トーナメントの自身初戦…

三間飛車戦法とは

「三間飛車戦法」とは、飛車を居飛車の位置から左辺に振って戦う振り飛車戦法のうちのひとつです。先手なら7筋、後手なら3筋に飛車を振ります。数字が小さいほうがわかりやすいからでしょうか、「七間飛車」とは呼ばれず、後手番のときの筋をとって「三間…

佐藤康光九段、2手目△3二飛からの相穴熊で糸谷哲郎八段に快勝 竜王戦

第31期竜王戦1組出場者決定戦、▲糸谷哲郎八段 対 △佐藤康光九段戦。本局に勝った方が竜王戦1組5位として決勝トーナメントに進出できる、非常に重要な一局です。この一局で後手・佐藤九段が採用したのは、大胆にも2手目△3二飛戦法(後手番猫だまし戦法)…

【2018年6月版】奇襲戦法&特殊な三間飛車&三間飛車破りの棋書、定跡書まとめ

鬼殺しをはじめとする奇襲三間飛車、2手目△3二飛戦法などの特殊な三間飛車、そして三間飛車破り(石田流破り、奇襲戦法破りも含みます)の棋書、定跡書をまとめました。2000年以降発売の棋書を対象として、奇襲三間飛車/特殊な三間飛車/三間飛車破りごと…

杉本和陽四段、石田流で斎藤慎太郎七段に惜敗 NHK杯

第68回NHK杯1回戦、▲杉本和陽四段 対 △斎藤慎太郎七段戦。先手番となった杉本四段は、予想通りノーマル三間飛車を採用。そして後手・斎藤七段の居飛車穴熊に対し、▲5六銀の揺さぶりをかけました(第1図)。

マイナビ女子オープン 西山朋佳奨励会三段、ノーマル三間飛車で快勝

1勝1敗でむかえた第3局。先手・西山朋佳奨励会三段は、意表の猫だまし戦法(初手▲7八飛戦法)を採用しました。西山奨励会三段が女流棋戦で初手▲7八飛を指すのは本局がはじめてです。初手▲7八飛自体は最近プロ棋界の振り飛車党の間で流行している初手で…

WCSC28 振り飛車党・HoneyWaffle、三間飛車を多用し8位に【決勝編】

本記事では、決勝リーグにおけるHoneyWaffleの対局を振り返ります。二次予選では、対戦相手の角頭歩戦法や居飛車誘導作戦などの変化球がありましたが、決勝リーグでは結果的にすべて真っ向勝負といえる序盤戦でした。

WCSC28 振り飛車党・HoneyWaffle、三間飛車を多用し8位に【二次予選編】

第28回世界コンピュータ将棋選手権にて、初出場のHefeweizenが並み居る強豪を押し退け優勝しました。Hefeweizenをはじめ、ほとんど全てのコンピュータ将棋ソフトが居飛車党でした。一方で、振り飛車にこだわり続けたソフトがあります。それがHoneyWaffleです…

【2018年8月更新】石田流三間飛車の棋書、定跡書まとめ

初手から▲7六歩△3四歩▲7五歩とする石田流に関連する棋書、定跡書をまとめました。石田流の棋書は、先手中飛車(初手▲5六歩)やゴキゲン中飛車、角交換振り飛車とあわせて解説されている棋書も多いですが、これらについては石田流の割合が約半分以上を占…

【2018年4月版】ノーマル三間飛車の棋書、定跡書まとめ

序盤早々に▲6六歩(後手番ならば△4四歩)と角道を止める三間飛車、いわゆるノーマル三間飛車に関連する棋書、定跡書をまとめました。2000年以降発売の棋書を対象として、新しいものから順に載せています。合本版や文庫版、更新版がある棋書については、最…

VS居飛車穴熊の基礎知識 トマホークとは

トマホーク戦法とは、5筋の歩を突いてない居飛車穴熊を相手に、ノーマル三間飛車▲6七銀型から左銀と端桂の進出を軸に強襲を仕掛ける、超攻撃的戦法です。アマチュア棋界でタップダイスさんがトマホークを解説した電子書籍(「トマホーク解体新書」など)を…

将棋世界2018年4月号にトマホーク戦法講座

もうすぐ発売される将棋世界2018年4月号に、トマホーク戦法の講座が載ることがわかりました。連載講座「最新型はサトシにお任せ」(講師は高野智史四段) の第3回「ノーマル三間飛車の逆襲―衝撃のトマホーク戦法」です。

王将戦 藤井聡太五段、南芳一九段の石田流に大逆転勝利

第68期王将戦、南芳一九段 対 藤井聡太五段戦。南九段はタイトルを7期獲得した実績のある古豪です。本局は南九段のノーマル三間飛車+美濃囲いに対し、藤井五段は居飛車穴熊を選択(第1図)。それを見て南九段は角を6八へ引いて石田流へ(第2図)。

VS居飛穴&持久戦の基礎知識 下町流三間飛車とは

「下町流三間飛車」とは、小倉久史七段が自身の三間飛車の流儀に対して名付けた愛称です。後述する「下町流三間飛車」のまえがきに命名の由来が載っており、江東区大島(下町)に住み、ここで将棋教室を開いていて、愛着があるからだそうです。小倉七段は、…

竜王戦 斎藤明日斗新四段、小倉七段の三間飛車穴熊に勝利し白星デビュー

昨年(2017年)12月に行われた、第31期竜王戦6組ランキング戦、小倉久史七段 対 斎藤明日斗四段戦。齋藤四段は、第61回奨励会三段リーグを突破し新四段となったばかりで、本局がデビュー戦。藤井聡太四段のプロデビューから1年後になります。藤井四段が201…

竜王戦 藤井聡太四段、新手△5五歩で中田功七段のコーヤン流に快勝

第31期竜王戦5組ランキング戦、中田功七段 対 藤井聡太四段戦は、後手・藤井四段の勝利。前回の対戦では先手・藤井四段の居飛車穴熊 対 後手・中田七段のコーヤン流三間飛車でしたが、今回も先後を変えてコーヤン流 対 居飛穴となりました(第1図)。

棋王戦 藤井聡太四段 対 大橋貴洸四段のかなけんシステム

将棋連盟ライブ中継アプリにて、好局振り返りとして2017年3月23日に行われた第43期棋王戦予選、藤井聡太四段 対 大橋貴洸四段戦がトップに上がっていました。この1局は、藤井四段にとって2016年度最終戦であり、NHK杯予選も含めれば公式戦デビューから10連…

【2017年12月版】将棋ウォーズの三間飛車党トップ3まとめ

スマートフォン、タブレット、PCブラウザなどから、1日3局まで無料で手軽に対局を楽しめる将棋アプリ、将棋ウォーズ。各個人で一番の得意囲いと得意戦法は、マイページから確認することができます。また、将棋ウォーズ全体での囲い別、戦法別の獲得段位ラ…

隙がない豊島将之八段、佐藤和俊六段の三間飛車藤井システムを寄せ付けず NHK杯

第67回NHK杯テレビ将棋トーナメント3回戦、豊島将之八段 対 佐藤和俊六段戦は、佐藤六段が後手になった時点で想定された通り、居飛車 対 三間飛車藤井システム(久保システム)の戦いとなりました(第1図)。前期のNHK杯にて、後手番でこの三間飛車藤井シ…

石田流の基礎知識 楠本式石田流とは

楠本式石田流とは、アマ強豪の楠本誠二氏が発案した石田流です。組み上がるまでに手数がかかるので、対居飛車穴熊専用の布陣といえるでしょう。ポイントは以下の2点。B面攻撃、端玉。ここでいう「B面攻撃」とは、角の攻撃対象のことを指しています。普通石…

順位戦 鈴木大介九段、ノーマル三間飛車からの石田流で中村太地王座に勝利

第76期順位戦B級2組、▲中村太地王座 対 △鈴木大介九段戦。先月王座のタイトルを獲得し、ノリに乗っている中村王座の居飛車に対し、鈴木九段はノーマル三間飛車を採用(第1図)。ここから中村王座が居飛車穴熊を目指したのに対し、それを阻止することなく…

将棋情報局、山本博志三段のトマホーク 対 藤井聡太三段の棋譜を無料公開

将棋情報局のWebサイトにて、藤井聡太四段が三段リーグで山本博志三段と対戦したときの棋譜が公開されました。棋譜だけでなく、かんたんな解説も付いています。本局は山本博志三段が藤井聡太三段(当時)の居飛車穴熊を相手に「トマホーク」を採用し、華麗に…

【まとめ】三間飛車の基礎知識

このページは、三間飛車の基礎知識へのリンクを一覧表示した、まとめページです。このまとめページへは、PCブラウザなどの大画面ではサイドバー、スマートフォンなどの小画面では画面下の方にあるリンクから、いつでもアクセスすることができます。

叡王戦 菅井王位、独特の構想でトマホークを迎え撃つ

第3期叡王戦、菅井竜也王位 対 石川陽生七段戦。本局の棋譜は、叡王戦のサイトで観ることができます。石川七段は三間飛車を多用する振り飛車党大御所の1人。「振り飛車党宣言〈2〉」の著者、そして昨年発売の「将棋戦型別名局集4 三間飛車名局集」100局の選…

相穴熊 左桂の「天使の跳躍」

▲o.kantaro七段 対 △某六段戦より。先手の三間飛車穴熊 VS 後手の居飛車穴熊。o.kantaro氏は将棋倶楽部24において、saizoh氏を上回る最強の三間飛車党と思われます。2003年3月時点で七段(レーティング2800以上)。さて本譜は、後手居飛車穴熊が不十分…

女流王座戦 室谷由紀女流二段、久保システムから雁木へ

第7期リコー杯女流王座戦・本戦トーナメント、室谷由紀女流二段VS香川愛生女流三段戦。本局の棋譜は、リコー杯女流王座戦のWebサイトで観ることができます。後手・香川女流三段の左美濃に対し、先手・室谷女流二段がまず久保システムを目指す意欲的な構想を…

VS居飛穴の基礎知識 相穴熊とは

居飛車穴熊に堅さ負けしたくない、という人にとってうってつけでしょう。振り飛車側も同じく穴熊に組んでしまいます。振り飛車側の穴熊なので、「振り飛車穴熊」と呼びます。三間飛車との組み合わせの場合、「三間飛車穴熊」と呼んでもかまいません。そして…

叡王戦 杉本和陽四段、石田流と久保システムで連勝

第3期叡王戦、段位別予選の四段戦にて、杉本和陽四段が三間飛車を連続採用して連勝しました。横山大樹アマ戦では、序盤の駆け引きのすえ、先手石田流に(第1図)。石田直裕四段戦では、居玉のまま端歩を伸ばし、居飛車側の△3三角に対し▲3六歩(第2図)。…

コーヤン流 VS 藤井聡太四段の居飛車穴熊

2017/07/06に行われた、順位戦C級2組、▲藤井聡太四段VS△中田功七段戦。まだ記憶に新しい、藤井四段の連勝が「29」でストップした直後の一局です。この一局が、居飛車穴熊▲4八銀・▲6八角型(後手番の△6二銀・△4二角型にあたります)VSコーヤン流でし…