石田流のひとくちメモ

バランスのとれた、美しい布陣で勝負!

Hefeweizenの三間飛車(4)光速のelmo囲い崩し

5月に行われる第29回世界コンピュータ将棋選手権(WCSC29)に、HefeweizenはKristallweizenと改名して出場することになったようです。しかし将棋倶楽部24にはHefeweizenの名で今でも元気に(?)参戦中。本局は2018年11月に行われた▲某七段との一戦です。

Hefeweizenの三間飛車(3)何もさせない中飛車左穴熊破り

2018年11月、▲Hefeweizen対△某六段戦より。初手から▲7六歩△3四歩▲7五歩△5四歩のところで、普通は▲6六歩のところ、Hefeweizenは▲6八飛。その後▲7八飛→▲7六飛と一手損して石田流に組みました。その結果、戦型は角道オープン石田流VS中飛車左穴熊に。

【2019年2月更新】奇襲戦法&特殊な三間飛車の基礎知識、定跡まとめ

鬼殺しをはじめとする奇襲三間飛車と、2手目△3二飛戦法などの特殊な三間飛車の基礎知識、定跡をまとめました。詳細記事へのリンクも載せています。

石田流の基礎知識 宮本流とは

「宮本流」とは、先手石田流▲7七角型 対 後手左美濃の戦いにおいて、左美濃に対して序盤早々玉頭攻めを狙っていく戦術です。▲3六歩+▲3七桂型からではなく、▲1七桂から▲2五桂を狙うのが大きな特徴です。

Hefeweizenの三間飛車(1)石田流組み換えからの手筋の組み合わせ

▲Hefeweizen対△某五段戦より。最近の将棋倶楽部24で最高レーティングを誇る、コンピュータ将棋ソフトでありかつ振り飛車党のHefeweizen。第1図は後手がこのあと居飛車穴熊にするか美濃囲いにするか、という局面。先手は揺さぶりをかけにいきます。

山本博志四段、相振り三間飛車でデビュー戦快勝 棋王戦

2018年12月25日、山本博志新四段が第45期棋王戦予選でプロ入り後の初戦を迎えました。先手番となった山本四段の初手は、▲7八飛。記念すべき初戦で先手番をにぎり、最も指したかったであろう初手を指せたのは気分が良かったでしょうし、気合が入ったことでし…

【2018年12月版】将棋ウォーズの三間飛車党トップ3まとめ

将棋ファンにおなじみの対局アプリ、将棋ウォーズ。決められた囲いや戦法の布陣を築いたり、手筋を放ったりすると、エフェクトが発動し、局後に「コレクション」としてマイページに追加されます。また、囲いや戦法毎にランキングが付けられています。この記…

丸山忠久九段の後手番石田流穴熊

2009年11月に行われた第3回朝日杯オープン戦二次予選・▲島朗九段VS△丸山忠久九段戦より。初手から▲7六歩△3四歩▲6六歩△3二飛という駆け引きの末、先手・島九段の居飛車+左美濃 対 後手・丸山九段の角道オープン石田流+振り飛車穴熊の戦いとなりました。

角交換三間飛車の基礎知識 2手目△3二飛戦法とは

「2手目△3二飛戦法」とは、初手▲7六歩に対し2手目△3二飛として、後手番で手損せず石田流に組んだり、角道オープンのまま進めて先手の駒組みをけん制したりする狙いを持った三間飛車戦法です。初手▲7八飛戦法が猫だまし戦法と呼ばれるのと同様、2手目△…

石田流▲7七角型VS棒金 角交換拒否型

角交換しやすい、さばきが狙いの▲7七角型石田流。定跡形ではありませんが、経験値を積めば自分だけの裏定跡ができあがるでしょう。▲7七角型には、角交換を避けてくる棒金党が多いかもしれません。そんな実戦例を2局紹介します。

奇襲戦法の基礎知識 ▲7七飛戦法とは

「▲7七飛戦法」とは、先手三間飛車に対して後手が真っ先に飛車先の歩を伸ばしてきたときに、▲7七飛と浮いて飛車先を受ける戦術です。門倉啓太五段は「無理やり早石田」と名付けています。狙いは、一手損してでも石田流に組むことです。

Hefeweizen、振り飛車党に転向?して将棋倶楽部24に参戦中

2018年5月に行われた第28回コンピュータ世界コンピュータ将棋選手権(WCSC28)で優勝した、Hefeweizen。ドイツ南部の酵母入りビールで、濁った白ビールだそうです。このHefeweizenがWCSC28で優勝して以降、異なるスペックだそうですが将棋倶楽部24に参戦し…

VS右四間の基礎知識 山本流石田封じとは

「山本流石田封じ」とは、山本真也六段が考案した、石田流封じの後手番急戦右四間飛車です。右銀を上がる前に飛車を6筋に回るのが最大の特徴です。石田流が成立するかしないかの結論は出ていないので、本当に封じ込めているかどうかは正確にはわかっていま…

VS右四間 華麗なるさばきの手筋

▲Super megutan六段VS△某六段戦より。先手石田流VS後手右四間飛車△7二金型。石田流といっても、対右四間急戦の場合は飛車を浮く余裕はなく、本譜のように▲7八飛のまま戦いが始まるのが一般的です。級位者クラスの対戦だと、居飛車が一方的に攻め込んで圧勝…

石田流VS△1四歩型、切り札はまさかの雁木?

2018年8月21日に発売することが決まった、「振り飛車最前線 石田流VS△1四歩型」。△1四歩に▲1六歩とお付き合いした場合の相振り飛車の展開、△1四歩に構わず直ちに飛車を振った場合の対抗形の展開・・・。その中身は気になるところです。そこで、AmazonのK…

木村一基九段、袖飛車で中村修九段の石田流に勝利 叡王戦

棒金に並ぶ対石田流の急戦策 第4期叡王戦の段位別予選、▲中村修九段 対 △木村一基九段戦。 本局の棋譜と動画解説は、叡王戦のWebサイトで観ることができます(2018年8月時点)。 www.eiou.jp 中村修九段は過去に王将のタイトルを2度獲得した古豪で、その…

久保利明王将、石田流で増田康宏六段の玉頭位取りに勝利し準決勝進出 竜王戦

王将 VS 勢いに乗る東の天才 第31期竜王戦決勝トーナメント準々決勝、▲久保利明王将 対 △増田康宏六段戦。 本局の棋譜と詳しい解説は、竜王戦中継サイトで観ることができます(2018年7月時点)。 live.shogi.or.jp 増田六段は、決勝トーナメントの自身初戦…

石田流の基礎知識 棒金戦法とは

棒金戦法とは、主に石田流三間飛車対策で用いられる、金銀による押さえ込み作戦です(第1図)。数ある振り飛車戦法の中で石田流は、浮き飛車にして金銀よりも前線に飛車を配置する、特殊な作戦です。ならばその飛車を狙って金銀を盛り上げて押さえ込んでし…

藤井猛竜王の3・4・3戦法破り 竜王戦

1999年、第12期竜王戦七番勝負第3局、▲鈴木大介六段 対 △藤井猛竜王戦より(段位は当時)。3・4・3戦法の序盤戦です(第1図)。普通は振り飛車側が後手ですが、本局では鈴木六段が先手番で採用しており、▲1六歩が入っています。

石田流党必見「振り飛車最前線 石田流VS△1四歩型」2018年8月発売

来月(2018年8月)、「振り飛車最前線 石田流VS△1四歩型」が発売されることがわかりました。著者は村田顕弘六段。過去に「アマの知らない マル秘定跡」や「先手中飛車 最強の証明 ―主要5戦型徹底分析―」、「現代横歩取りのすべて」などの著書があり、数多…

三間飛車戦法とは

「三間飛車戦法」とは、飛車を居飛車の位置から左辺に振って戦う振り飛車戦法のうちのひとつです。先手なら7筋、後手なら3筋に飛車を振ります。数字が小さいほうがわかりやすいからでしょうか、「七間飛車」とは呼ばれず、後手番のときの筋をとって「三間…

【2019年1月更新】奇襲戦法&特殊な三間飛車の棋書、定跡書まとめ

鬼殺しをはじめとする奇襲三間飛車と、2手目△3二飛戦法などの特殊な三間飛車の棋書、定跡書をまとめました。2000年以降発売の棋書を対象として、奇襲三間飛車本/特殊な三間飛車本/居飛車側の三間飛車対策本ごとに、新しいものから順に載せています。

都成竜馬五段、後手番石田流で渡辺明棋王に勝利 東西人間将棋

2018年5月27日に行われた、「天下分け目の関ヶ原」東西人間将棋、▲渡辺明棋王 対 △都成竜馬五段戦。人間将棋は、盤を模した壮大なフィールドの上で人が駒になり、指し手のたびに対象の駒(人)が移動しながら対局を進める、スケールの大きな将棋です。

杉本和陽四段、石田流で斎藤慎太郎七段に惜敗 NHK杯

第68回NHK杯1回戦、▲杉本和陽四段 対 △斎藤慎太郎七段戦。先手番となった杉本四段は、予想通りノーマル三間飛車を採用。そして後手・斎藤七段の居飛車穴熊に対し、▲5六銀の揺さぶりをかけました(第1図)。

WCSC28 振り飛車党・HoneyWaffle、三間飛車を多用し8位に【決勝編】

本記事では、決勝リーグにおけるHoneyWaffleの対局を振り返ります。二次予選では、対戦相手の角頭歩戦法や居飛車誘導作戦などの変化球がありましたが、決勝リーグでは結果的にすべて真っ向勝負といえる序盤戦でした。

WCSC28 振り飛車党・HoneyWaffle、三間飛車を多用し8位に【二次予選編】

第28回世界コンピュータ将棋選手権にて、初出場のHefeweizenが並み居る強豪を押し退け優勝しました。Hefeweizenをはじめ、ほとんど全てのコンピュータ将棋ソフトが居飛車党でした。一方で、振り飛車にこだわり続けたソフトがあります。それがHoneyWaffleです…

【2018年8月更新】石田流三間飛車の棋書、定跡書まとめ

初手から▲7六歩△3四歩▲7五歩とする石田流の棋書、定跡書をまとめました。石田流の棋書は、先手中飛車(初手▲5六歩)やゴキゲン中飛車、角交換振り飛車とあわせて解説されている棋書も多いですが、これらについては石田流の割合が約半分以上を占める棋書…

【2019年2月更新】ノーマル三間飛車の棋書、定跡書まとめ

序盤早々に▲6六歩(後手番ならば△4四歩)と角道を止める三間飛車、いわゆるノーマル三間飛車の棋書、定跡書をまとめました。2000年以降発売の棋書を対象として、ノーマル三間飛車本/居飛車側のノーマル三間飛車対策本ごとに、新しいものから順に載せてい…

石田流の基礎知識 久保流急戦(久保新手▲7五飛)とは

久保流急戦とは、2009年に行われた第34期棋王戦五番勝負第2局、▲久保利明八段 対 佐藤康光棋王(段位は当時)戦で、久保八段が披露した新手▲7五飛(第1図)、およびその後の一連の構想です。この新手で、久保八段は第36回升田幸三賞を受賞しました。

藤井聡太五段、南芳一九段の石田流に大逆転勝利 王将戦

第68期王将戦、南芳一九段 対 藤井聡太五段戦。南九段はタイトルを7期獲得した実績のある古豪です。本局は南九段のノーマル三間飛車+美濃囲いに対し、藤井五段は居飛車穴熊を選択(第1図)。それを見て南九段は角を6八へ引いて石田流へ(第2図)。