第59回奨励会三段リーグ 山本博志三段はトマホークで藤井聡太四段に勝利していた

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「三間飛車新時代」の目次公開

将棋情報局にて、小倉久史七段とその弟子である山本博志奨励会三段の共著「三間飛車新時代」の目次が公開されました。

book.mynavi.jp

本の帯にある通り、▲4六銀型石田流、トマホーク、三間飛車穴熊の解説はもちろん、その他にも向かい飛車に振り直す急戦、トマホークではない▲5六銀型での揺さぶり(かなけんシステム?)、対△3一玉型左美濃の解説もあるようです。

個人的には、コラム4「アマチュアの三間飛車研究家の方たち」の内容も非常に気になります。

山本博志三段のトマホーク

この記事では、三間飛車新時代の目次だけでなく、トマホークの大まかな狙いと手順、そして成功図も紹介されています。

そしてこの中で、山本博志三段が藤井聡太四段に勝った1局では、山本三段がトマホークを採用していたことが明らかになりました(第1図)。

【第1図は▲1七桂まで】
後手の持駒:なし
 9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・v金 ・v金 ・v桂v王|一
| ・ ・ ・v銀 ・ ・ ・v銀v香|二
|v歩 ・v歩v歩v歩v歩v角v歩v歩|三
| ・v飛 ・ ・ ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・v歩 ・ ・ ・ 銀 ・ ・ 歩|五
| ・ ・ 歩 歩 ・ ・ ・ ・ ・|六
| 歩 歩 角 ・ 歩 歩 歩 歩 桂|七
| ・ ・ 飛 ・ ・ 王 銀 ・ ・|八
| 香 桂 ・ 金 ・ 金 ・ ・ 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし
手数=0 ▲1七桂まで

8月25日の記事「三間飛車新時代」2017年10月17日発売予定に書いた通り、三段リーグで山本三段が藤井四段に勝ったことは知っていましたが、その1局がトマホークとは知らず、正直驚きました。

プロ級の棋力を持つ者同士の対局でもトマホークが通用する、ということが証明された1局と言えます。

 

タップダイスさんも自身のブログで、この将棋情報局の記事を元に解説をしています。

shogikindle.blog.fc2.com

三間飛車新時代の予習などに

三間飛車新時代を事前に予習しておきたい方は、本記事を是非読んでおくと良いでしょう。

単純に三間飛車に興味がある方、また、藤井聡太四段の三段時代のエピソードを知りたい方にとっても、面白い読み物だと思います。