猫だまし戦法講座 第3章・第1節 対2手目△3四歩・VS居飛車型 概要説明 その1

第3章と第4章では、2手目△3四歩(第1図)の展開について解説します。2手目△3四歩に対する3手目は、▲4八玉(第2図)の一手。▲7六歩では、△8八角成から△4五角がすこぶる厳しいためです。またそれ以外の手だと、△8四歩からの飛車先攻めに対して、…

将棋情報局にて、佐藤康光九段と鈴木大介九段の対談「石田流の現在と未来」公開中

将棋情報局にて、佐藤康光九段と鈴木大介九段(当時八段)のトップ棋士対談「石田流の現在と未来」の一部が公開されています。この記事は、将棋世界2017年3月号の特集「いま石田流がアツい!」の中の記事の1つです。

順位戦 鈴木大介九段、ノーマル三間飛車からの石田流で中村太地王座に勝利

第76期順位戦B級2組、▲中村太地王座 対 △鈴木大介九段戦。先月王座のタイトルを獲得し、ノリに乗っている中村王座の居飛車に対し、鈴木九段はノーマル三間飛車を採用(第1図)。ここから中村王座が居飛車穴熊を目指したのに対し、それを阻止することなく…

【11月20日更新:セール終了】将棋情報局、厳選の棋書電子書籍を100円&500円セール

2017年11月17日から19日までの3日間、将棋情報局にて厳選の棋書電子書籍が100円&500円で販売されます。100円セールの棋書は全部で16冊。手筋集、次の一手、詰将棋の棋書が、入門者向けのものから上級者向けのものまで幅広くそろっている印象です。100円な…

「菅井ノート 相振り編」ひとくちレビュー

「菅井ノート 相振り編」を購入しました。ひとくちレビューをお送りします。菅井ノート 先手編、後手編、そして実戦編に続く第4弾が、この相振り編です。「本書を執筆し始めた頃は、まだ王位リーグを戦っている最中」(あとがきより)であり、その後王位の…

猫だまし戦法講座 第2章・第3節 4手目△3四歩の変化

この第3節では、初手から▲7八飛△8四歩▲7六歩に対して 4手目△3四歩(第1図)の変化について解説します。とはいえ第1図を見ておわかりのように、初手から▲7六歩△8四歩▲7八飛△3四歩から始まるごく普通の三間飛車のスタート局面と同じです。ここから…

将棋情報局、久保利明王将と菅井竜也王位の対談記事を先行公開

将棋世界2017年12月号に掲載される予定の、久保利明王将と菅井竜也王位の対談記事が、将棋情報局にて先行公開されました。タイトルホルダー2人による、本当に旬な対談です。もちろん対談テーマは「振り飛車」。一部の公開ですが、それでも写真入りでかなり…

石田流 対 棒金 柔軟な角の移動

▲土居文雄氏 対 △吉田義雄氏戦より。吉田義雄氏は県(府)代表経験が何度もある強豪です。この対局の棋譜は正棋会ホームページからいただきました。このホームページではアマ強豪の棋譜が数多く公開されていて、とても優秀です。

加古川青流戦決勝三番勝負 西田拓也四段、石田流で連勝し初優勝

第7期加古川青流戦決勝三番勝負にて、西田拓也四段が前年優勝の井出隼平四段を2勝1敗で下し、初優勝しました。2勝はいずれも石田流を採用した将棋です。棋譜と解説は、加古川青流戦のWebサイトで観ることができます。

「三間飛車新時代」ひとくちレビュー

「三間飛車新時代」が、ものすごい勢いで売れているそうです。本記事では、この「三間飛車新時代」のひとくちレビューをお送りします。第1章「▲4六銀型石田流」(第1図)、第2章「急戦向かい飛車」(第2図)、第3章「三間飛車穴熊」が小倉久史七段の執…

将棋情報局、山本博志三段のトマホーク 対 藤井聡太三段の棋譜を無料公開

将棋情報局のWebサイトにて、藤井聡太四段が三段リーグで山本博志三段と対戦したときの棋譜が公開されました。棋譜だけでなく、かんたんな解説も付いています。本局は山本博志三段が藤井聡太三段(当時)の居飛車穴熊を相手に「トマホーク」を採用し、華麗に…

叡王戦 藤井聡太四段、杉本和陽四段の三間飛車に勝利し本戦トーナメント進出

第3期叡王戦、段位別予選の四段戦決勝にて、藤井聡太四段が杉本和陽四段に勝利し、本戦トーナメント進出を決めました。杉本四段は、1回戦、2回戦を三間飛車で突破。続く3回戦の高野智史四段戦、そして決勝と同日の午前に行われた三枚堂達也五段戦も三間飛…

猫だまし戦法講座 第2章・第2節 4手目△8五歩の変化 その4

前回までの解説により、新鬼殺し戦法に対して後手が真っ先に攻めかかってきた場合、 うまい切り返しで先手が十分戦えることがわかりました。したがって、相手は新鬼殺しの角交換の誘いに乗らず、持久戦模様に進めてくるかもしれません。その場合の先手の構想…

NHK杯 宮本広志五段、得意の石田流で三浦弘行九段に挑む

第67回NHK杯テレビ将棋トーナメント2回戦、▲宮本広志五段 対 △三浦弘行九段戦。先手石田流 対 後手居飛車の対抗形となりました(第1図)。三浦九段が選択した布陣は、相手の十八番に真っ向から立ち向かう△2二玉型左美濃です。第1図のように、▲3九玉・▲3…

【まとめ】三間飛車の基礎知識

このページは、三間飛車の基礎知識へのリンクを一覧表示した、まとめページです。このまとめページへは、PCブラウザなどの大画面ではサイドバー、スマートフォンなどの小画面では画面下の方にあるリンクから、いつでもアクセスすることができます。

石田流の基礎知識 3・4・3戦法とは

「3・4・3戦法」とは、「島ノート 振り飛車編」(島 朗九段 著)で紹介されている、石田流戦法の一種です。後手番でどうしても石田流に組みたい「石田流LOVE」な方ならば、ぜひとも知っておきたい構想だと思います。まず初手から▲7六歩△3四歩▲2六歩△3…

第59回奨励会三段リーグ 山本博志三段はトマホークで藤井聡太四段に勝利していた

将棋情報局にて、小倉久史七段と山本博志三段の共著「三間飛車新時代」の目次が公開されました。この記事では、トマホークの大まかな狙いと手順、そして成功図も紹介されています。この中で、山本三段が藤井聡太四段に勝った1局では、山本三段がトマホーク…

将棋情報局に、佐藤康光九段、藤井猛九段、菅井竜也王位の升田幸三賞特別座談会

将棋情報局にて、佐藤康光九段、藤井猛九段、菅井竜也王位の升田幸三賞特別座談会の記事が公開されました。佐藤康光九段、藤井猛九段の肩書きは、今も当時も変わらず九段ですが、菅井王位は当時は六段でした。個人的には、上述の将棋世界をその当時購入して…

NHK将棋フォーカス 10月のテーマは三間飛車藤井システム

後手番で緩急自在 三間飛車藤井システム 10月から来年3月までの半年間、NHK将棋フォーカスの講座の講師が佐藤和俊六段になります。 聞き手は9月までと変わらず室谷由紀女流二段です。 メインタイトルは、「カズトシ流 主導権をにぎる振り飛車」。 そして10月…

NHK将棋講座テキスト2017年10月号 ひとくちレビュー

NHK将棋講座テキスト10月号(Kindle版)を購入しました。ひとくちレビューをお送りします。購入の決め手は、なんといっても「三間飛車藤井システム」の解説が載っていることです。「久保システム」とも呼ばれています。10月から講師が佐藤和俊六段に替わりま…

石田流の基礎知識 新・石田流とは

「新・石田流」とは、鈴木大介八段が考案した7手目▲7四歩(第1図)からの一連の新構想に付けられた呼び名です。「鈴木新手」や「鈴木流急戦」とも呼ばれます。新・石田流は、第32回(2005年)升田幸三賞に輝きました。第1図の7手目▲7四歩は、長い間(…

猫だまし戦法講座 第2章・第2節 4手目△8五歩の変化 その3

続いては、前々回の第1図から△7七角成▲同桂△5四角(第1図)と進んだ変化について解説します。前回と違って▲6五桂と跳ねることができません(角が利いている)が、先手には別の攻め筋が生じます。1図以下の指し手▲5五角△2二銀▲8五桂!(第2図)意表…

【目次】猫だまし(初手▲7八飛)戦法講座

このページは、猫だまし戦法(初手▲7八飛戦法)講座の全記事へのリンクを一覧表示した、目次ページです。 この目次へは、PCブラウザなどの大画面ではサイドバー、スマートフォンなどの小画面では画面下の方にあるリンクから、いつでもアクセスすることがで…

叡王戦 菅井王位、独特の構想でトマホークを迎え撃つ

第3期叡王戦、菅井竜也王位 対 石川陽生七段戦。本局の棋譜は、叡王戦のサイトで観ることができます。石川七段は三間飛車を多用する振り飛車党大御所の1人。「振り飛車党宣言〈2〉」の著者、そして昨年発売の「将棋戦型別名局集4 三間飛車名局集」100局の選…

石田流の基礎知識 升田式石田流とは

「升田式石田流」は、その名の通り升田幸三実力制第4代名人が編み出した攻めの布陣です。升田式石田流の駒組みの特徴として、下記が挙げられます。・角交換型 ・▲6六歩はできるだけ保留 ・▲7八金型 一番の特徴は、「角交換型」という点でしょう。角交換が…

将棋世界2017年10月号 ひとくちレビュー

将棋世界2017年10月号(Kindle版)を購入しました。ひとくちレビューをお送りします。巻頭に第58期王位戦七番勝負 第3局 ▲羽生王位VS菅井七段 下記記事で紹介した、菅井竜也七段の「後手番うっかり三間飛車」(第1図)から始まる王位戦第3局が、両者のイ…

順位戦 戸辺七段、石田流穴熊を採用

先週行われた、第76期順位戦B級2組、野月浩貴八段 対 戸辺誠七段戦。本局の棋譜と解説は、将棋連盟ライブ中継アプリで観ることができます。先手・野月八段が3手目に▲9六歩と突き、序盤の駆け引きの結果、野月八段の居飛車+高美濃囲い 対 戸辺七段の石田流…

猫だまし戦法講座 第2章・第2節 4手目△8五歩の変化 その2

前回の第1図から△7七角成▲同桂△4五角と進んだ変化について解説します。角成りが受からず先手が悪いように見えますが、新鬼殺し戦法のおそるべきカウンターがここでも炸裂します。第1図以下の指し手▲6五桂△6七角成▲7四歩△同歩▲5五角(第2図)強気に▲…

猫だまし戦法講座 第2章・第2節 4手目△8五歩の変化 その1

この記事は、2005年に書いた記事に加筆修正を加えたものです。 対 4手目△8五歩 前回の続きです。 www.thirdfilerook.jp 第2章の第2節では、初手から▲7八飛△8四歩▲7六歩に対して4手目①△8五歩の変化について解説します。 これに対してはさすがに▲7七…

相穴熊 左桂の「天使の跳躍」

▲o.kantaro七段 対 △某六段戦より。先手の三間飛車穴熊 VS 後手の居飛車穴熊。o.kantaro氏は将棋倶楽部24において、saizoh氏を上回る最強の三間飛車党と思われます。2003年3月時点で七段(レーティング2800以上)。さて本譜は、後手居飛車穴熊が不十分…